アルゼンチン料理 エスコバール

マテ茶Mate

カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル分が豊富な南米名物「飲むサラダ」

マテ茶とはYerba mate(イェルバ マテ)と呼ばれるマテの葉で作ったお茶です。
美容と健康に良いとされており、近年では日本でも時々見られるようになりました。
お茶としては珍しく、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル分が豊富なためです。
さらにポリフェノールも多く含んでおり「飲むサラダ」と言われています。
抗酸化作用が期待できるので肥満防止やコレステロール値を下げる効果もあるようです。

伝統的なマテ茶の飲み方

ひょうたんから作られたマテ器と、bombilla(ボンビージャ)と呼ばれる先端に茶こしが付いた金属製のストローを使ってマテ茶を飲むのが伝統的なスタイルです。

様々なマテ器・ボンビージャ

マテ器やボンビージャには様々な形や柄などがあり、アルゼンチンでは皆んな「Myマテ器」を持っています。
下の写真は祖父が愛用していたマテ器です。

マテ器とbombilla(ボンビージャ)
飲み方にも特徴があり、回し飲みをする事が一般的です。
現地の人がマテ茶を回し飲みしてくれたら、あなたとは心を許したお友達ですよ、という意味合いがあります。
なんだか素敵ですね。

このような伝統的なスタイルでマテを楽しむ機会がない人のために、近年ではティーパックなども販売されています。

ESCOBARではグラスに入れてお出ししています

グラスでお出しするのには理由があります。
伝統スタイルで飲む場合、ボンビージャ(ストロー)を動かしてはいけません。茶葉が詰まってしまうからです。
何故か日本人は皆んなボンビージャを動かしてしまうので、ESCOBARではグラスでお出しする事にしています。

もし伝統スタイルで飲みたい方がいらっしゃいましたら、店主にお声掛けください。

アサード・お酒の後にピッタリ

アルゼンチン人は、お肉(アサード)をたくさん食べるわりに野菜をあまり食べないせいか、マテ茶をよく飲みます。
マテ茶をよく飲む事によって良いバランスを保っているようです。

皆さんもアサードやお酒の後にはマテ茶を飲んで、楽しくて身体にも優しいお肉ライフを過ごしてみてはいかがでしょうか?

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